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【ブラインドサッカー】クラブ日本一が決定 優勝はAvanzareつくば、MVPは田村友一

6月15日、16日に、味の素スタジアムで「第12回アクサ ブラインドサッカー日本選手権B1大会」が開催された。サッカーで例えると、天皇杯に相当するクラブ日本一を決める国内最大の大会。時折雨が降りしきるなか、全国から集まった11チームが2日間の熱戦を繰り広げた。

決勝まで勝ち進んだのは、Avanzareつくば(茨城県)と松戸・乃木坂ユナイテッド(千葉県・東京都)。Avanzareは、準決勝で昨年度覇者のたまハッサーズ(東京都)を3-0で退け、2年ぶりの優勝をねらう。一方、松戸・乃木坂は、準決勝で強豪のラッキーストライカーズ福岡を辛くも1-0で敗り、決勝進出を決めた。両チームとも日本代表を擁し、互角の試合展開が予想された。

ブラインドサッカー日本選手権01.jpgAvanzareつくばのエース・田村友一(青・26)を追う松戸・乃木坂ユナイテッドの寺西一(白・19)


序盤は、松戸・乃木坂の中盤・佐々木康裕がドリブルやCKでチャンスを作り、流れをつかむ。Avanzareは、エースストライカー・田村友一にいい形でパスを回したいが、松戸・乃木坂の寺西一の体を張ったチェックの前につぶされてしまう。だが、前半12分に試合の均衡が破れる。Avanzareはセットプレーから田村が強烈なシュートを放ち、見事に先制ゴールを奪う。すると、このゴールでペースはAvanzareに傾く。前半も終盤に近づくと、佐々木のドリブルは高い位置でチェックを受け、サイドに寄せられると2人がかりでつぶされてしまう。序盤は苦しんだ田村も、少し下がってボールをもらうように受け方を修正すると、得意のドリブルに持ち込めるようになり、シュートで終えることが増える。前半は、Avanzareが1-0で折り返した。

後半逆襲に出るかと思われた松戸・乃木坂だったが、2日で6試合という過酷なスケジュールでなかなか運動量が増やすことができない。立ち上がりの後半1分に田村に2点目を決められると、全体的にラインが下がってしまう。精神的な疲労も重なったのか、寺西のチェックが徐々に自陣深くなると、ボール奪取した後も奪い返される怖さからつなぐのではなく、クリアに徹することが多くなり、攻撃にもつながらない。そんな悪循環に陥るなか、何とか1点を返そうと佐々木がドリブルを試みるも、Avanzareの気迫のこもった守備がそれを阻む。後半6分に田村が3点目を上げると、完全にAvanzareが試合の主導権を握る。タイムアウトや交代で試合の流れをコントロールするベンチワークも光り、Avanzareが3-0で快勝し、5度目の優勝を飾った。大会のMVPには、ハットトリックを上げた田村友一が選ばれた。(文中敬称略)


ブラインドサッカー日本選手権02.jpg2年ぶりの優勝を果たし、トロフィーとシャーレを持って喜ぶAvanzareつくばイレブン


▼第12回アクサ ブラインドサッカー日本選手権B1大会 
1位 Avanzareつくば(茨城県)
2位 松戸・乃木坂ユナイテッド(千葉県・東京都)
3位 たまハッサーズ(東京都)
4位 ラッキーストライカーズ福岡(福岡県)
5位 兵庫サムライスターズ(兵庫県)
6位 buen cambio yokohama(神奈川県)
7位 大阪ダイバンズ(大阪府)
7位 山梨キッカーズ(山梨県)
9位 埼玉T.Wings(埼玉県)
10位 新潟フェニックスファイヤーズ(新潟県)
11位 ながのF.C.RAINBOW(長野県)

※7位決定戦は、大阪と山梨の引き分けにより同順位。9位決定戦は、新潟のエントリー選手が大会規定を満たさなくなったため、埼玉の不戦勝

(写真◆鰐部春雄 文◆木之下潤)
※ブラインドサッカー日本選手権B1大会オフィシャルスタッフ


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