サッカーファンのためのフットサル情報サイト デジタルピヴォ!

ピヴォ! ニュース記事

[山下コラム]「もう就任3年目、結果を出さなかったら間違いなく切られる」と吐露する湘南・横澤監督の覚悟

思いどおりにいかないチームの結果に苦悩の色を濃くする横澤直樹監督。

 

すみだを破る金星も

最初に断っておきたいのは、この拙文は11月2日に行われた第17節の記者会見後のインタビュー内容をベースにしている。直前の会見である記者から「14節の府中戦の際にも敗因として決定力不足を監督はあげていた。(今回も同様の敗因をあげているが)そこを改善するためにどういった対策を進めているのか」という手厳しい質問が飛んだ。同じことを繰り返しているじゃないかという指摘だ。これに対して監督は、「決定機に入らないというのは心理的なところに原因があると思っています。その心理的部分に働きかける練習にも取り組んでいます」と答えたものの、これだけ負けが込むと説得力に欠けることは確かだった。

今季の湘南は、横澤監督の戦術、戦略を最もよく理解していると監督自身が語っていたベテラン小野大輔と若手のリーダーだった安藤良平がそれぞれバルドラール浦安、名古屋オーシャンズという上位のチームに移籍。核となる選手を失った湘南はサテライトチームのP.S.T.C.ロンドリーナからの昇格組を中心に穴を埋めているものの、結果は思うにまかせず、21節終了時で5勝3分け13敗・勝ち点18で10位と低迷している。

ここで、監督にインタビューした17節以降、直近の21節までの戦績を振り返ると以下のとおりとなる。

第17節 1⚫︎4 町田 A
第18節 3⚪︎2 すみだ H
第19節 8⚪︎1 浦安 H
第20節 1⚫︎3 大阪 A
第21節 3△3 神戸 H
(Aはアウエー、Hはホームゲーム)

10月21日にはゴレイロの上原拓也とピヴォの岡村康平が日本代表候補合宿に召集されたことが刺激になったか、その後は5試合で、すみだ戦の勝利も含めて、ご覧のとおり勝ち点7を稼ぎ上々の成果をあげている(これで"上々か!?"といわれそうだが全5勝3分けのチームにとってこの期間の2勝1分けはでかいといえるだろう)。

時計の針を17節の試合後に巻き戻すと、監督の口からドキッとする言葉が飛び出した。

まとめ◆デジタアルピヴォ! 山下

 

負ける悔しさっていうのは慣れない

僕の中には人の不幸を心のビタミンにするというおぞましい性質が潜んでいるのかもしれない。いつもながら、横澤監督のグチめいた告白が心地よく響いてくる。

"11節から1分けを挟んで6連敗。今日はさすがに落ち込んでるね"。
会見後に2人きりになると僕はそう切り出した。

「そうですね...。今日はホントに。これだけ負け続けると。僕(監督就任)、3年目なんですけど、負ける悔しさっていうのは慣れないですね。いくら負けても慣れることはないです。悔しさがどんどんどんどん重なっていくだけだし。う~ん。同じように選手ももちろん悔しいんだと思うんですけど、もっともっと(練習で培ったことを)体現してもいいんじゃなかっていうのは監督として思うことでもあるし、監督としてまだまだ鍛え方が足りないなという部分、そこが悔しいですね」

落ち込んでいる監督を慰めるつもりもあって、僕は好調だった林田フェリペ 良孝の話から切り出した。事実、今日のフェリペはドリブルもキレキレだったし。ドリブルで中央突破して、ゴレイロと1対1になってシュートに行ったときは"来たぁ!と思ったし、あそこでゴールを決めていたら試合の流れが変わっていたかもしれない。「フェリペはチームNo.1の、飛び抜けたスピード持ってるし、得点チャンスはかなりつくってましたから」。そう語る監督の目にようやく生気が蘇った気がした。

「フェリペに関しては試合ごとに成長していってます。僕の戦術、戦略を理解しながら、自分はどの瞬間に生きるのかっていうのを知ってるし。そこをつかんでますよね。でも、基本的には全選手にそれがいえるんですよ。基本、チーム力、個人力っていうのを併せ持った戦術、戦略をつけてるので、それをどう生かすかっていうところですよね。彼は基本的に波がないんで。気持ち的にも。いつも戦えるし。戦いの力が増すし。なので、その部分に関しては、求めるものはもっともっと増えてくると思います」

「彼は試合で局面ごとに学んでるんですよ。だから成長するんですね。ディフェンスに関しても、体が小さくて、できないんじゃないかと思うけど、彼なりのディフェンスがあって、効果的なディフェンスをしますからね」

ディフェンスに関しては100%同意する。フェリペは判断の速さを生かして相手のパスコースにうまく入り込んでパスカットする。そういうシーンで非凡なものを見せるのだ。サイズのでかい体で相手に圧をかけにいく、もしくは体を当てにいくだけがディフェンスではない。それをフェリペは身をもって示している。

 

続きはこちら→ http://www.targma.jp/pivoplus/2016/11/25/post30649/ (デジタアルピヴォ!プラス)


オススメ大会情報

オススメ個人参加

ピヴォ!最新コメント