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「フットスクエア森田店長の日々徒然」アルバイト審判に求められる資質とは?(2)―ワンデイ大会の参加チームは選手?お客様?

みなさんこんにちは。フットスクエア江東・森下、店長の森田です。
今日はフットサル日本一決定戦、プーマカップの準決勝のゲームを観ながらコラムを書いています。名古屋オーシャンズのディフェンスが鉄壁すぎて、名古屋側ののゴールが小さくできてるのかと思いました。


(2)―ワンデイ大会の参加チームは選手?お客様?

アルバイト審判はどうあるべきかということで始めたこのコラムですが、今日はワンデイフットサル大会に出場する選手と、審判と選手の関係として接するのか、スタッフとお客様の関係として接するのかについて考えたいと思います。

この点は前回も少し触れたように、フットサルのイベントをする上で運営の方の考え方も様々になる部分かもしれません。 「審判としてお客様に強いもの言いをしてもう来てもらえなくなるんじゃないか」、「お客様と仲良くなり過ぎて試合中のジャッジが偏るんじゃないか」と悩ま れる方もいると思います。

いざアルバイトの子達が悩んだときに「どう接すればいいですかね」なんて聞かれたときにははっきりした答えを持っておきたいものです。

僕の答えは、「仲良くなることは今は考えなくていいから審判の仕事だけ頑張って」です。

もちろん、審判の仕事もちゃんとやれて選手の方とお客様として仲良くなってもらえればそれが理想です。スタッフユニホームを着て歩いていると気軽に声をかけれくれる方もたくさんいて、もっとお客様とスタッフがなんでも話せる雰囲気が作れたらいいなとも思います。

morisita3.jpgしかしいざ審判としてゲームに入っていったとき、審判にとってその意識は気づかない落し穴になりがちです。前回のコラムでは、レベルの低いフットサルのゲームでレベルの低い審判は、2割はゲームをダメにしてしまうと言いました。これは残りの8割のゲームもしくはそのほかの時間帯で、雰囲気を感じたり小 さなコミュニケーションをとったりしているうちに、選手に対して「楽しそうに試合しているな」とか「審判に対して文句なんか言わないだろう」といった何ら かの先入観が生まれてしまっていることが引き金になっていることが多いのです。その結果、重要な場面を見逃したり、判定を誤ったりすることになります。

ある程度の審判技術が身に付けば、選手を観察したりコミュニケーションをとったりすることはゲームを進めていく上でとても重要な手 段になります。しかしアルバイトの審判にとっては、最初からそう割り切ることはほとんどの場合難しいでしょう。まずは、そこに潜む落し穴を乗り越えてもら う必要があるのです。

で はどうすれば落し穴に落ちないようになるのか。それにはまず、審判の判断はルールに基づいているから意味がある、という思考を積み重ねていってもらう必要 があると考えています。もし選手どうしがひとつのプレーに対して違う主張をしたときに、どちらの主張が正しいのかを決めないとゲームを進めることができま せん。どちらの選手も納得をする決定をするには、必ずゲームが始まる前にすでに定まったルールが必要で、それがなければ審判という人間がその場にいたとし てもゲームは進められません。

ど んな審判でも駆け出しの頃は、ルールがいくら頭に入っていても、今までサッカーのプレーをした経験や、サッカー観戦した際の判定を頼りに判断をすすめるこ とがほとんどなってしまいます。しかし判定に納得いかない選手に対して、「僕が高校のときの試合で審判はこういう判定をした」と話してもまず納得はしても らえません。結局は「ルールがこうなっているからこういう判定をした」ということでないと納得はしてもらえないのです。

morisita4.jpg雰囲気にのまれてしまったり、選手と関係が近くなったりすることが判定に悪い影響を及ぼしてるのは、ルールに基づいて判断する準備を妨げてしまっているからなのです。普段から審判をされている方からしたら全く当たり前の話かとは思いますが、これを理解してもらうために、審判にはひとつひとつのプレーに対してどのルールを当てはめて考えるのかをひたすらに説明しています。

つまるところ、アルバイトでやる審判の仕事はお客様と仲良くなる余裕の少ない仕事なのかもしれません。けれども技術的に成長してもらえば、余裕を大きくしていくこともできると思います。そのへんについてもう何回かアルバイト審判についてお話させていただこうかと思います。お付き合い願えれば幸いです。


次回は>>>アルバイト審判に求められる資質とは?(3)
※「フットスクエア森田店長の日々徒然」は原則隔週火曜日更新となります。

■著者プロフィール■
森田 真一 1979年生まれ。紆余曲折あったあと、2009年12月からフットスクエア江東・森下ショップリーダー(店長)。

Twitter:
@Shinichi_dingo (森田 真一)
@FOOTSQUARE_mori (フットスクエア江東・森下)
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■フットスクエアのフットサル大会■
「今週も、フットサルで集 まろう」をテーマに、フットスクエア江東・森下では毎週土日にフットサル大会を開催しています。そしてオンリーワンのフットサル大会をめざし、様々な企画 大会を提案しています。焼肉屋の牛角さんとコラボした『ぎゅーかくかっぷ』、勝てなかったチームだけを集めた『勝ちたいんや』、プレー時間70分を追求し た『けりまくり007(セブン)』『勝つまで帰れま10(テン)』などなど。たくさんの楽しみ方がつまったフットサル大会にぜひお越し下さ い>>詳しくはコチラ


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