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〔古澤コラム〕生きる目標をつくってもらったFリーグで今度は監督としてプレーオフ進出を目指す。(神戸・鈴村拓也監督)

 

 

デウソン神戸「RUN & GUN」/鈴村拓也新監督

「まず、初めに個人的なことですが、昨シーズンまでFリーグでプレーをさせていただき、また、病気の際には皆さま方に多大なる協力をしていただき、ありがとうございました。そのおかげで新シーズン、監督として迎えることができます。スローガンが示すようにとにかく走ります。まずしっかりとしたディフェンスから始まり、アグレッシブに攻撃に移れるような魅力あるフットサルをしていきたいと思います。今シーズンのデウソン神戸に注目してください」

昨シーズン限りで引退をし、4月11日にデウソン神戸の監督就任の発表をした鈴村拓也新監督のキックオフカンファレンスでの言葉。鈴村はガンの治療完了から5年目であるが、今でも2か月か3か月に1回、検査はしているという。そういう中で自然に出て来た冒頭の言葉であった。
「病気になってもしかたら死ぬかもしれないと思ったし、目標がないことが一番怖いです。選手として復活するといえるよう、選手として戻れる場所をつくってもらってチーム・仲間に感謝していますし、生きる目標をつくってもらってうれしかったです。病気のことでイライラすることもあったけど、ピッチに行ってすべてを忘れられる。その思いが強いです。プレーできるのは当たり前ではないと日々思っていたし、そういう思いをさせてもらっています」。鈴村にとってFリーグの舞台は生きる目標であった。

まとめ◆デジタルピヴォ! 古澤

 

 

その鈴村が選手としての最後のピッチとなったのは2017年3月20日の第22回全日本フットサル選手権大会・決勝ラウンド、府中アスレティックFC戦。前日の準決勝。シュライカー大阪戦での敗退を受けての3位決定戦であった。

 

準決勝の前日に「初心に帰るというか無になってやり切ります。明日終われば走ることもないです。走ることは苦しいですけど、それを楽しむのも試合。そういうことをかみしめたいです。それもかみしめないくらい無にならないととも思います」と強い気持ちの中、闘ったが、スコアは2-7。リーグ戦でも痛い目にあった相手に対して、選手権でも惨敗をしてしまう。

最後の3位決定戦は2,426人という観客に見送られながら鈴村は選手としてのピリオドを打った。
「もう試合することもピッチに立つ前の作業もすべてないのだなと頭の中に今回っています」という言葉がすべてが終わった後の鈴村の率直な気持ちであった。

デウソン神戸はミスターデウソン神戸の原田浩平とエースの相井忍を失った。

鈴村は原田のことを「彼のような存在はなかなか簡単に出て来ないと思います。技術だけでなく、人柄含めてあれだけ応援されるような選手はいないだろうし、また違ったキャラクターの選手が出て来ることを願いつつ、また10年後にミスターデウソンが出て来るように」と原田の存在の大きさと自身はクラブへ骨を埋めるつもりの覚悟であることを示した。

相井に対しては「(原田)浩平がピヴォに入り、(岡崎)チアゴも最近フィクソもやるし、(相井)忍もアラに下がります。ゴリゴリに見えるけど、あのパスを通す技術、推進力はありますし、シュートまで行ける能力が抜群です」とパスの技術の高さも語った。

デウソン神戸は引退の鈴村に原田浩平・相井忍、加えて、岡田彬伸・金原怜央が退団をし、府中アスレティックFCより水田貴明、ヴォスクオーレ仙台より藤山 翔太、バサジィ大分より齊藤秀人と田中優輝、シュライカー大阪より宮田樹が入団をした。
チームの2枚看板を失ったことはもちろん痛いと思うが、代わりにポテンシャルが高く、まだ伸びしろもある選手が入団をした。これがチームにどう影響を及ぼすか。

鈴村は彼らを「人間性がよく、みんなすごく前向きで。出られなかった選手であったり、うちに来るまでにいろいろな経験をしてきた選手です。僕も経験したし、気持ちは分かります」と語る。

 

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